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2019.09.11

2019 耐風15号の被害にあった方へ

2019 耐風15号の被害について

今回の台風はとにかく強風で屋根周囲の被害が膨大な状況です。

 

「被害状況部位」

多いのは屋根の頂部、隅部のくの字型の鉄板部材で総称して棟板金と言います。
次に軒先の樋が落下したり飛んだり、破損が多いです。
これらで樋は壊れても雨漏りの心配は少ないですが、
棟板金は場所や築年数、下地等の状況により次の雨天による雨漏りもありますので早くに対処をするのがベストです。

瓦もズレて隙間が生じたり、下地粘土が剥がれたり、落下してなくなっていると雨漏りに繋がりやすいです。
古い家で瓦の下地が薄い木の板だと劣化して機能していないだろうなのでなおさら入りやすいです。

樋はすぐには雨漏りに直結しませんが長期間放置すると軒先から湿気により建物が傷みやすいので早目に対処をした方が良いです。

現在は被害状況の写真撮影後に応急処置でブルーシート等で覆ったりしています。

・費用

規模によりますが養生作業費は今後に進展した場合は復旧工事の項目へ計上いたします。
*進展しない場合は別途で請求致します。

 

「保険について」

 

工事手続きについては無駄なく手続きできるように被害に見舞われた方は、復旧の流れについて大まかに以下のように把握されてください。

大雪、強風などの被害については火災保険の特約事項で対応可能な場合がありますので
契約されている保険会社へまずお問い合わせください。
被害現況に応じて対象項目や免責金額、事項年数等もご確認いただきますと、
今後で自己負担と保険負担の把握がしやすくなります。

せっかく長年火災保険を支払われているならできるだけ保険金の負担で工事が賄えるようにした方が良いです。

 

 ・手続きの流れ

現況被害写真(全体・部分) → 復旧する工事の見積り書 → 保険会社へ被害の申請 → 復旧工事 → 工事に前後して保険金支払い

申請は契約者様でされてください。
撮影、現像、見積書作成はキムラ建設でいたしますで添付して申請して下さい。

余談ですが足場が関係する場合は家のメンテナンスと同時に計画された方が外装等のメンテナンスで必要な重複する足場代が省けるので生涯のメンテナンス費用LCC(ライフサイクルコスト)が低くなります。

屋根はお客さんから見えない場所なので、できるだけ写真を元に打ち合わせを進めます。

築年数、使用予定期間、生活者の考え等を考慮して全体と部分でお話ししながら総合的に計画いたします。
ご近所で雨漏りが心配という人もお気軽にご連絡ください。応急処置にもお伺いします。

キムラ建設 木村亮介

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