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古い鳥居が傷んできたので取り替えです。
木で作るこだわりは保ちつつも数年で傷んでは面目ないのともったいないので、
土中でも極めて腐りにくい特殊処理をした無垢材を使うことにしました。

生産地では現在でもテスト中で、土中に10年埋めても大丈夫だと言われた材料です。
処理方法が表面からの浸透処理だとすると、
仕口加工により隙間が生まれ内部へ水が進入することが弱点だと考えます。
表面欠損を最低限に抑えた加工方法と水が入りにくい仕口を施しました。

初めてこの材料を使いましたが加工後でも寸法安定性が高いのと乾燥収縮が極めて少ないのに驚きました。
掘っ建て後に雨に濡れてしまったので念のため乾燥させて塗装して完成です。

水対策をいくつかしたので何年持つのか楽しみです。