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漆塗り体験

2018.12.01
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欅のお盆を作りました。
平面と立面のイメージを描いて、丸鋸とトリマーでガイドをつくって鑿で削っていこうという予定です。

鑿で荒堀をして、削って、

叩き鑿だけだと無理があるのでサンダーで削りました。

専門道具が欲しくなって近所に彫刻刀も見に行ったのですがあまりいいのが見当たらずこのまま進めます。

少し焦げています。

途中で表のバランスをみてますが、外形の四角くい部分が不自然なので急きょ修正します。

周囲に影が多くて重い印象もあります。

裏側で、左上の曲面が良い線に感じます。

こちらを基本形に決めて、型を取って4方に写します。

内側も切り出しで進めていき中で縁取りの幅を見極めています。

荒削りの後に紙やすり#60→120→300→600で仕上げると

滑らかな表面になり、今までの苦労が報われます。

本当は縁取りをもう少し残し、安定感をつくりたかったのですが、

やすりがけで仕上げているうちに厚みが減ってきてここまで薄くなってしまいました。

それと仕方なくサンダーでしたけど機械任せに削るのは後処理が大変になるので加減した方が良いです。

後日拭き漆仕上げ

西矢大工さんは墨坪、と日影良孝建築アトリエさんは看板?みたいな自松の木工板です。

墨坪は四角くて設置面が多いので安定して使えそう、日影さんの看板は見たことのない印象的な曲線です。

ずっと漆を塗ったことはありませんでしたし、建築では素地仕上げが多かったので今回初めて拭き漆をしてみて、

漆を塗り込んで木目の浮き上がっていく瞬間は木に近づいた感覚がありました。

冬目と夏目が模様になり、ここにしかない木目が特別な感じです。

色々な木に漆を塗って試してみたくなりました。

濡れ雑巾を同じ箱の中に入れて密封し、湿度を保ちます。

一週間置いて3回塗る予定です。

また来週どう変身しているのか楽しみです。

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